もはや″弱い性ではない女性″が優良メル友サイトで得たもの、失ったもの「女であることは、屈辱的なことでも、栄誉でもないが、破廉恥に過激すぎずに女であることを最大限に活かしたい」この言葉は、私たちより少し前の世代であり、今は世界の果ての島で暮らすマダム・クロードのせりふです。時代錯誤もはなはだしいと思われそうですが、西欧では、女性は弱い性であり、特に、中世の社会では″汚らわしい性″とみなされていたのです。女性が今日のように、はっきりとモノを言い、自分の肉体を露出するようになったのはほんのここ数十年の間の無料出会い系サイト現象です。これは、良いことなのか、悪いことなのか、女性が社会に進出し、自分の意見をはっきり言い、自活できるようになったことで、昔のように、 一生、我慢して愛のない家庭の妻としてとどまるということが少なくなりました。自活できるようになったということは、半面、「真に好きな人」と恋愛できるようになったという良い面ももたらしてはいるのですが、タブーがなくなった分、陰の部分が取り除かれ、はこりっぽい世の中が露呈されてきているのです。そして″自由″ に常についてまわるのが、″歯止めがきかなくなる〃ということと、″代償を自ら払う″ということです。誰にも打ち明けられず自ら突き進んだ恋愛に失望し、悩む女性は少なくなく、間に葬られて行く小さな生命の問題も含め、その深刻さは、我慢を強いられていた時代より、より残酷になっているのです。